ルール、常識、良心——あらゆる制約を拒絶し、予測不可能な混乱を撒き散らす存在。
「なぜそんなことをするのか」という問いに、理解不能な答えしか返さない……物語では圧倒的な存在感を示すでしょう。
扱いは難しいですが、このアライメントのキャラは特に人気が高いことが多いので、上手くストーリーに絡めたいですね。
混沌にして悪(Chaotic Evil)——破壊と自由を同時に求める、予測不能な脅威
壊れた鎖、血のような深紅、雷鳴と炎。
禁忌を踏み越え、裏切りを躊躇せず、自滅すら厭わない……いや、彼らにルールはない、ただ欲望があるだけです。
このタイプの特徴
- 絶対的な自由への執着 - 他者が躊躇する一線を、何の迷いもなく踏み越える。禁忌を犯す瞬間、他のメンバーはただ見守ることしかできないでしょう。
- 予測不可能性という武器 - 緻密な作戦も「そんなの知らねぇ」と引っ掻き回す。物語に緊張感をもたらす天然のストーリーブレイカー。
- 純粋な欲望の体現 - 「欲しいから奪う」「邪魔だから壊す」という動機のシンプルさ……秩序や計算ずくではない、ワイルドさがあります。
このタイプを象徴するもの
シャチ - 海の頂点捕食者でありながら、高度な知性で様々なもので遊ぶ。アザラシをボールのように空中に投げて遊ぶ、フグの毒でシビれるのを楽しむ……。力、知性とありながら、狩りなど利益のためであれば、群れで行動する。優秀な生物です。
黒曜石のナイフ - 火山の激情から生まれた天然ガラスを研ぎ澄ました刃物。古代から用いられる道具ながら、分子レベルまで鋭利な刃は美しく、実用的で、致命的。
物語での活かし方
適職:破壊神の信者、禁呪を操る闇魔導師、革命を売る傭兵団の首領
輝く瞬間:秩序と安全が支配する世界に、突如として混沌を持ち込む瞬間
——平和な会議に乱入して汚職を告発する、停戦交渉の席で両陣営に攻撃を仕掛ける……。
また、「なぜそんなことをするのか」という問いに「楽しいから」「面白そうだったから」と答える場面も印象的です。
もっと深く知りたい方へ
このアライメントの強みと弱点、物語での活かし方、成長の軌跡……
創作に使える実践的なヒントを、詳しく解説しています。
正直、混沌悪を扱うなら詳細ガイドは必読ですよ……扱いを間違えると物語ごと爆発しますから。
別のキャラクターも診断してみる?
あなたの物語には、きっと複数のキャラクターがいるはず。
混沌悪だけでは物語は成立しませんからね……秩序善の騎士や、中立の賢者も必要でしょう?
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9つのアライメント、それぞれの特徴を知りたい方はこちら。
混沌悪と対極の秩序善、あるいは同じ悪でも計画的な秩序悪との違い……比較すると面白いんですよ。
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「うちのキャラ、混沌悪だったんだけど」って報告したら……まぁ、引かれるかもしれませんが。