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勉強を教える武士の絵 |
数年レベルで更新が遅れていますが、少しずつ全属性書いていこうとは思っています。
思ってはいるんですよ!
ただ、ちょっとやる気がですね……。
と言っている私を怒りそうなのが秩序善。
怒るというよりも「みんなが待っているのにどうして?」と思ってしまうタイプ。
そんな秩序善の方々に怒られる前に、ぱぱっと考えていきましょう。
ヒーローとしての秩序善
基本的に、秩序善はいかなる場合もヒーロー側の立場になります。
傍観者やヴィラン側になれません。
元となった、ダンジョンズアンドドラゴンズにおいても、秩序善は聖騎士のようなザ・いいヤツの条件になります。
法律は守るが、正しくない法律は許せない。
いかなるヴィランに対しても、処罰で残虐なことを行わない。
……そんなタイプです。
ルールを守りすぎるからこそ頭が固い印象のあるキャラクターになります。
もちろん、それは味方を決して裏切らない、優秀な仲間であるとも言えます。
ヒーロー側でも特に守るべきものが多く、めんどうな手間のかかることが多いかもしれません。
例えば、盗賊のアジトを攻撃する場合。
焼き討ちに反対するでしょう。
また、盗賊は全員気絶させる程度で済ませ、決して殺さないでしょう。
盗賊が改心する可能性を考えており、改心の機会を奪う(=殺す)のは誤っていると考えるからです。
ただ、その意見はどっちつかずになることが多いです。
人道的ではないから、安全で確実的な策を遂行できない。
味方が危険だが、教義上武器を振るえないから助けられない。
……といったような、法律と人の良さの間で板挟みになることが多々あります。
いい人をやるのも簡単じゃない、ってことですね。
ヴィランとしての秩序善
秩序善は基本的に悪役になれません、悪の手下にすらなれません。
彼らは常に、法律上の正しさと人道上の正しさの両方を守ろうとします。
ですので、上司に非人道的なことを指示されたら遂行できません。
上司の支持を守るか、人道的良識を守るのかで悩みます。
ここで面白いのがどちらも捨てられないから考え込んでしまうのが秩序善です。
秩序中庸であれば、
非人道的だとしても、上司の命令が教義を守れているのであれば遂行します。
秩序善はいかなる時もヒーロー側に居る、ヴィランに染まりきれない気質です。
言い方を変えれば、ヴィラン側に付いている秩序善はアライメントが変わったと判断すべきです。
もしくは、秩序善を装っていた他のアライメントの人物、でしょう。